僕が新卒でスタートアップに入社する理由

株式会社Housmartで長期インターンをしている18年新卒、慶應大学4年の藤田です。

Housmartで長期インターンを始めたのは2016年の5月からで、現在はHousmartのオウンドメディア「マンションジャーナル」の編集部リーダーというポジションで、メディアのグロースを担当しています。

インターンブログの初投稿で僕が選んだ執筆テーマは「ファーストキャリア」です。

自分自身の就活を振り返ってみると、2016年末ごろからちょこちょことメガベンチャーを中心に面接を受け、実際に選考ステップも結構進んでいました。

あと一歩で内定を頂けるタイミングで、ご縁あってHousmartに入社するという決断をしました。

3年前、伝統的な大企業に入社する気満々で慶應大学に入学した当時の僕にはこのキャリア選択は全く想像できませんでした。

なぜ、一般的な慶應生と同じように「大企業に行くのが正解だ」と考えていた僕が、現在社員数20名弱のスタートアップ企業に入ろうという決断をしたのか。

その答えは明確で、

スタートアップで実際にインターンしたことでキャリアに対する考え方が洗練され、自分に適したキャリアの積み方がわかったからです。

僕の場合は、長期インターンからそのままの入社なのでミスマッチは当然起こるはずもなく、納得のいくファーストキャリアを積めると確信しています。

さてご存知の通り、終身雇用の時代が終わりを告げてまさに今は時代の転換期の真っ只中にあります。

シャープや東芝といった日本を代表していた企業がこんな状態になることをいったい誰が予測できたでしょうか?

これから社会に出て行く新卒の学生は、もはや会社に頼るといった姿勢を捨てざるをえない状況です。

そのような時代において、

革新的なビジネスモデルを構築し、急成長を目指すスタートアップ

にかつてないほどの期待が集まっています。

従来のように「大きい者が勝つ時代」が終わり、現在のビジネス環境は「速い者が勝つ時代」なのです。

年齢に関係なく活躍できる環境がスタートアップにはありますし、個人的にはもっと新卒の学生がファーストキャリアで攻めた選択をしてもいいのではと思っています。

といっても、なんだかんだ「安定」した会社に入りたい気持ちもわからなくはないです。

「そもそもスタートアップで働くってリスク高い!」と考える気持ちもわかります。

人間がある対象に恐怖を感じるのはその対象についての情報が不足しているからだと思います。

スタートアップに新卒で入るとどんなメリットを享受できるのか、少し情報を知るだけでもキャリアの意思決定は円滑に進むのではないでしょうか。

ということで本記事では、僕が考える新卒でスタートアップに入るメリットについて幾つか述べていきたいと思います。

1. レアな人材になれる環境がある

これは、新卒がスタートアップで働く大きな魅力です。

元リクルートの藤原和博さんによると、スキルを複数個持つことがレアな人材になるためには必要だそうです。

みなさんもぜひ、今の分野でそのまま走って1万人に1人、100万人に1人を目指すより、3つの分野のキャリアを掛け算して100分の1×100分の1×100分の1の掛け算で100万分の1の希少性あるキャリアを創ってみてください。だいたい1つの足場作りに1万時間(5〜10年)かければ、誰でもできることですから。

出典:http://logmi.jp/167639

単一のスキルに固執すると人材としてコモディティ化してしまうので、複数のスキルを掛け合わせて希少価値の高い人材になろうということですよね。

スタートアップには、まさにこのような人材になるには最高の環境が整っています。

個々人が機会を掴み取り、二刀流、三刀流になる必要があるからです。

ほとんどの大企業だと、事業機能別に担当業務が細分化されているので、なかなか横断的なスキルを身につけるのは難しいのではないでしょうか?

スタートアップのような何でもやろうと思えばできる環境は、僕のような何もスキルを持ち合わせていない新卒にとっては、ものすごい吸収できる魅力があるのは確かです。ですがその反面、一気に色々なスキルを身につけていくので、当然成長痛を感じるでしょう。僕も、まだ一刀流にもなりきれていないレベルなので、これからは二刀流、三刀流にならなければいけないと思っています。

また、二刀流や三刀流の人材は大企業からも引く手数多です。考えてみれば当たり前ですよね。

逆に、大企業からベンチャーに転職するのはそんなに楽勝でもないと気づく方も多いでしょう。

これについては、スローガン伊藤社長の記事が参考になりました。

「大企業からベンチャーには転職できるけど逆は無理」という話をしたり顔でしている人がいたら、それって本当ですか?と聞いてほしいです。そして、もし新卒で大企業に入って転職したことがない人が、同様の内容の発言をしていたら、「大企業からベンチャーに簡単に転職できると言うあなたは、なぜベンチャーに転職しないのですか?」と聞いてほしいです。きっと、その人は、転職しない理由をすらすらと挙げることができるでしょう。それを見たら、「あ、大企業からベンチャーに転職するのって難しいんだな」と気づけるんじゃないでしょうか。

出典:大企業からベンチャーは行くのは簡単だが逆は無理はウソ

ある意味、大企業からベンチャーはいつでも余裕で行けるというのは完全なる思考停止だということです。

「やりたい」ではなく、「やる」と言える人材になれるか?

リクルート創業者の江副さんが「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」

という素晴らしい金言を残されています。

基本的にスタートアップでは「仕事を創る」ことから始まりますから、まさに機会を生み出し、その機会を利用してさらなる自分の成長につなげることができます。

もちろん、その機会を掴むのであれば、責任を持ち結果にコミットする必要があります。

その自責性こそが成長につながるのです。他責性のビジネスパーソンは失敗を自分の責任と考えないので、いつまでたっても成長できません。

リソースが潤沢な組織では、自分が少し失敗したくらいで会社が大きく傾くなんてことは、そうそうないでしょう。

そのような恵まれた環境で、自責性を持つことは少なくとも僕には無理だと考えました。

2.非連続な成長が可能

これから自分がどんなキャリアを歩むのか予想できないというのは、この上なくエキサイティングだと思いませんか?

僕が非常に大きな影響を受けた岡本太郎の「自分の中に毒を持て」というエッセイの冒頭には、

人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。ぼくは逆に、積みへらすべきだと思う。財産も知識も、蓄えれば蓄えるほど、かえって人間は自在さを失ってしまう。過去の蓄積にこだわると、いつの間にか堆積物に埋もれて身動きができなくなる。人生に挑み、本当に生きるには、瞬間瞬間に新しく生まれ変わって運命をひらくのだ。

という一節があります。

偏差値の高い大学に行ったから、そのままレールに乗って大きな優良企業に行かなければいけないというようなある種の強迫観念を持った人が、高学歴の学生にとても多いと感じます。

「これまでの積み重ねを決して無駄にしてはいけない。」

あまりこの考えに固執し過ぎると挑戦を恐れるようになってしまう可能性も十分あると思います。

最近読んだ中で、心が熱くなった記事の一節がこちら。

僕今40歳なんですよね。30歳の不安と40歳の不安はまるで種類が違うという話で、30歳の頃の不安は、何者かになれない不安というか、まだ可能性はいろいろあるけれども、やりたいこととか夢とか何となくあって、10年後にどこで何をしているか分からない。

でも今の自分はまだまだちっぽけであると。俺は何者かのひとかどの人間になれるんだろうかみたいなのが30歳で結構不安かなと思っていて、30代みんな結構頑張るわけじゃないですか、必死で。

40歳の不安は全然質が違っていて、未来は過去の延長線上にしかないことを知ってしまう絶望なんですね。

30歳はまだどこに行くか分からないとなるんですけど、40歳を超えると、過去の延長線上でしかないんですよ。

人生がそこからパンっと跳ねることはなくて、大体積み上げてきたものが真っ直ぐ行っちゃうんですよね。

それを何で気づいたかというと、僕の友達がとある本当に大企業に勤めていて、仕事もとても順調で部下にも恵まれていて、管理職としてすごいいい仕事をしている。

家も買って、奥さんは美人。娘さんたち超いい子。本当に絵に描いたみたいな幸せ家族。そいつ、40歳の誕生日前後に会った時、泣いたんですよね。生きてて辛いと。

「仕事は最高なんだろ?」「すごく上手くいってる。」「家族は?」「めちゃめちゃ安定してる。」もうこれがずっと続くんだと思ったときに、あれ?自分の人生ってこれだけなのかな、みたいな見えちゃった感、残り折り返し地点で残り40年間が見えちゃった感で、とてつもなく自分を無力に感じてしまったようで、一気に絶望感に陥っちゃったんですよね。

じゃあ全然違う未来が待ってるかというと、待ってないんですよね。

一生懸命大学に行って、一生懸命働いて、家族も幸せそうにしているし、会社も上手くいっている。で? みたいになっちゃって。

特に中間管理職とかになっていくと、自分が何かを生み出しているというのとは若干違ってくるので、そこで何か見つけられないと40歳以降は急に辛くなるみたいなので。

出典:https://industry-co-creation.com/lifestyle/2025

この記事を読んでどう思うかは人それぞれだと思いますが、僕はこれからの自分がどうなるか安易に予測できる人生は正直、面白くないなと思いました。

若い時に適切なリスクを取り、非連続な成長を目指すという選択肢は、誰に何を言われようと魅力的で面白いです。

「適切なリスク」についてですが、

大きな組織ではリスクは小さいかもしれないが、自分でコントロールすることはほぼ不可能で、その反面、小さな組織では、大きなリスクを自分である程度コントロールできるということです。

3.軍資金を得ることも可能

僕はダウンタウンの松本人志さんが出演している、ワイドナショーを毎週欠かさず見ています。

世間を騒がしているニュースに対して、松本さんがどのような視点で斬るのか毎週楽しみにしています。

先日の放送で、宇多田ヒカルさんの人気が再び盛り上がってきているというニュースがありました。

そのニュースを受けて松本さんは、

大阪の芸人も、2回成功して本物になる。大阪でまずは成功して、東京へ進出する。そして、東京で成功しなければいけない。

といった内容のお話をされていました。

これを聞いてビジネスパーソンも全く同じ考え方をする必要があると思いました。

「人生100年時代」には、1回の成功では足りないのではないかということです。

そこで、僕は、次に人生をかけてやりたいことが見つかった時に、すぐに事業を始めることができるだけの軍資金は持っていたいなと思いました。

経済学の原理として、大きなリターンを得たいのであればそれ相応のリスクを取らなければいけないということがあります。

あのPayPalマフィアのように、リスクをとった見返りとして得た資金を元手にまた新しい事業を始める。そんなキャリアを築いていきたいと思います。

4.最高のメンバーと挑戦できる喜び

これまでつらつらとスタートアップに入社する理由について述べてきましたが、結局一番大きいのは「心が奮い起つような挑戦か」という感覚で決断しました。

実は、我々が事業ドメインとしている約40兆円規模の日本の不動産市場は、世界的に見ても非常に特殊な構造をしています。

そして、その構造にとうとう歪みが生じてきているのです。

その不動産業界の歪みを解決することが我々Housmartのミッションです。

「これからの日本の不動産業界に必要不可欠な事業を成長させる」というミッションを、最高のメンバーたちと共有し、日々働ける。

これほど幸せなことってなかなかないと思います。

その中でも僕のミッションは、コンテンツの力を最大限に活かして、家を買いたい方々に「マンション購入といえばカウル!」と純粋想起してもらうことです。

もちろん人生で一番高い買い物である「住宅」が我々の扱う商材なので、難易度は高いですが、必ず目標を成し遂げます。

そして「カウル」という最高のマンション購入体験を提供するプロダクトを通じて、1人でも多くの方に幸せを届けたいです。

5.デメリットは?

もちろんデメリット、というかリスクもあります。

それは「イケてる」スタートアップに入れるかどうかということです。

「イケてる」スタートアップを見つけることができたらあとは覚悟さえあればなんとでもなると僕は思っています。

何を以って「イケてる」スタートアップなのでしょうか?

これに関しては、NewsPicks編集長の佐々木さんの著書、「日本3.0」が参考になりました。

スタートアップを見るポイントは、「とにかく創業者」であると述べています

個人的に創業者が「壮大なビジョンを持っているか?」、「チームを何よりも大切にしているか?」といったポイントは外せないと思います。

創業者を見極めるなんていうのは大変おこがましいですが、普通に面接などで話しただけでは見分けることはできないと思います。

インターンしてみて、一緒に働くことが最も有効です。

そして単純に「この人の夢を叶えるための貢献がしたい」と思えるくらいになったらば、退路を断ち、挑戦するのが良いと思います。

僭越ながら、自分がこの会社を大きくするのだという気概を持って僕も働いています。

6.最後に

NewsPicksのコメント欄で、元mixiCEOの朝倉さんがすごくわかりやすいフレームを提示されていました。

朝倉さんによると、仕事は大きく分けて3種類あり、

  1. 社会のパイを大きくする仕事
  2. パイを維持する仕事
  3. パイを分配する仕事

があるとのことです。

もちろん大企業で日本の経済を「維持していく」人材は一定数必要だと思いますが、優秀な学生があまりにも保守的なのは本当に勿体無いと思います。

僕もまだ、何も事を成していないただの学生ですが、勢いだけはあると自負しております(笑)。

作家の村上龍さんが、JALが経営破綻した時にこのようなことをおっしゃていたそうです。

わたしは個人的に、日本航空という会社への政府の支援には強い違和感を持ちます。

理由はいろいろありますが、あまり指摘されないものとして、「大きな会社は潰れない」と若い人たちに刷り込まれるという事実があるような気がします。

起業&チャレンジ精神を持てとか、

安定だけを目指すなとか、

自分にフィットした中小企業があるはずだとか、

若者向けのさまざまなメッセージがありますが、

政府による日本航空の救済は、「どんなに旧態依然としていても大企業のほうがいい」という強いメッセージを発していることになります。

新卒の時に、背負っているものなんてほとんどないと思います。

「何も背負っていない状況でリスクを取れなければ、いつ取るんだ!」と僕は思うんですよね。

将来的に家族などの「守る存在」ができると僕は、仕事でのチャレンジを恐れ、家族のことだけを考えて守りに入る可能性が高いです。

もちろん僕も家庭が欲しいですし、そういった生き方を否定しているわけでは全くないです。

ただ、この停滞している日本においては、僕たちのような若い人材がもっともっとチャレンジしてイノベーションを起こしていく必要があると思いませんか?

7.少しでも何か感じたなら即行動!

とりとめもなく、キャリアに対して考えていることを書き連ねましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

マンションジャーナル編集部は、今年度大きな目標を掲げました。

その目標を実現するために日々知恵を絞りながらチームで頑張っています。

同じ目標に向かうインターン生を絶賛募集しているので、少しでもご興味のある方はご応募してくださいね!

>>>弊社代表の長期インターンをおすすめする激アツ記事

僕は上記の記事を読んでHousmartでのインターンを即、決意しました。

>>弊社インターン生の激アツ記事

こちらは、弊社インターン生の永野くんが書いてくれた記事です。大学1・2年生はこの記事を読むといいと思いますよ!

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