史上最強のマーケターって誰?

史上最強のマーケターって誰?

先日、大学の講義で非常に面白いことを学ぶ事が出来ました。

たまにお宝があるからこそ、ほとんど毎日インターンしている中でも並行して講義に出ています。

僕が感銘を受けたのは、社会学の講義。その中で、マックスウェーバーの主著「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」の概要について学ぶ機会があったのです。

とても長い本の名前で、とっつきにくいなと感じてしまいますが、実は社会学の名著中の名著です。時の洗礼を経た今でもなお、多くの方に読まれる古典とされています。

この古典を題材にした講義が、コンテンツマーケティングに携わっている自分にとってはズサズサと刺さりまくったのです。

なぜでしょうか。僕の感動を簡単に説明していきます。

1.プロ倫の概要

スクリーンショット 2017-06-01 18.57.59.png

出典:wikipedia

プロ倫は、「近代資本主義がどのように成立したのか?」という問いに対して非常にユニークな視点を提供した名著です。

プロ倫については、素晴らしい古典であるがゆえに様々な解釈があるそうです。

僕が受けた講義での解釈をもとに、プロ倫の概要を述べると

「近代資本主義が成立したのは、人々が利益を目的として一生懸命に労働したからではなく、プロテスタントの教えとしての禁欲や勤勉を実践したその結果として富が蓄積されたからである。」

ということです。

つまり、禁欲、勤勉という教えを実践した結果として、意図せずして資本主義社会形成の土台としての富の蓄積が起こったということです。

利益を目的として働き、その結果として資本主義の仕組みが確立されたと普通は考えてしまいますが、「ウェーバーはそうではない!」と主張したわけですね。

(※プロ倫について述べることが本記事のテーマではありませんので概要のみに触れますが、鮮やかな論証の過程を詳しく勉強したい方は、ぜひプロ倫を手に取ってみてください!)

2.インサイトとは

話は少しズレますが、マーケティングにおける「インサイト」という概念をご存知でしょうか?

ズバリ、「インサイト」とは、ユーザーの行動の裏にあるホンネのことです。

マーケティングでは、結局この「インサイト」を見抜けるかどうかが勝負の分かれ目となります。

例えば、僕が読んだ中でも思わず唸るようなインサイト分析をしていたのが「ホテルで服を買う人たち」です。

この記事では、知り合いの女性の「ホテルに服を買いにいく」という行動の裏側にあるインサイトについて筆者が見事な分析をしています。

そして、35を少し過ぎた今、やっと彼女が言っていた事が何となくは分かる。確かに、オータニやオークラは服を買いに行く場所として快適な場所だ。

静かで、邪魔されず、店員は控え目な一方、二回目の訪問なのに僕が前に買ったものを覚えてくれている。古いホテルに入っている、いつも客が入っていないアパレル系のお店は、なぜ成立しうるか長年の疑問だったが、プロ独身女性みたいな「お金のある、うるさ方」が太い顧客なのだろう。

こういう人は服はもう十分に持っている。だから、服そのものだけが買い物の目的では無く、服を買うプロセスにもこういう人はスペシャルを求め、そのプロセスを消費している。

そうすると、単に服の品揃えが良い店より、自分の好みを知っている店、静かに買える店、客筋がいい店、みたいな所の評価が上がり、結果的に高級ホテルに入るに相応しい接客レベルのお店が、その種の人々に刺さることになる。

出典:ホテルで服を買う人たち

個人的には、「インサイトの言語化」のお手本にしています。

また、最近の記事では、「toC向けのサービスをどうやって設計していくか?」というところで以下の記事が興味深かったです。

前田:例えば、一つわかりやすい例を。今、中国で「YY」に迫る勢いで「映客」というサービスがすごく流行っているのですけれども、トップに常にこういう演者(スマホ画面を見せながら)が来るんですよ。何時に開いても。

何時に開いても必ず、こういう非現実的なほど質の高い演者がいて。おそらく、中国のKTVで働いているような子が昼間やっていたりするケースも多いのでしょうが。

坂本:これは今リアルタイムですか?

松本:すごいですね、投げ銭が。

前田:要は、ここまで美しい女性が、身の回りにいないそうなんですよね。

僕が言われたのは、「一度中国を歩いてごらん、街中にこんなに可愛い子はいないよ」と。

坂本:確かに。

前田:ユーザーは、リアルにおけるコミュニケーションが特段上手な訳ではないし、どういう風に付き合ってよいかもわからないから、ネットでこういう演者に出会って、例えば自分がそこで車を持っていれば「ポルシェ、カッコいい!」と言ってもらえて。それでいいんだと。

坂本:その子とどうこうなりたいという訳ではなくて、その中で。

前田:そうそう。

出典:ユーザーインサイトをどう深堀るか?

toC向けのサービスが難しいと言われるのは、インサイトの発見が難しいからに他ならないと思います。

ここまで深くユーザーの立場になって考えることができると、時代の変化に対応しながらユーザーに刺さるサービスを生み出すことができるようになるのでしょうね。

3.ウェーバーがくれる勇気

勘の良い方はお気づきだと思いますが、ウェーバーは大胆な仮説を検証して、インサイトの発見に成功しているのです。

しかも、まだインターネットもなければ、リアルタイムでユーザーの行動を数値で分析できない時代にですよ!統計学の手法もまだまだ未熟だったでしょう。

これってすごく勇気をもらえませんか?僕は偉大な先人から勝手に大きな希望をもらっています。

身の回りでは、これだけデータを分析できる環境が整っているので、ウェーバーの時代でもインサイトが発見できたのだから、いわんや現代をやです

4.SEOもインサイトの発見が鍵を握る

webマーケティング、特にSEOではインサイトの発見が競合優位性を作り出すと僕は考えています。

いかに、ユーザーの問いに対して的確に答えるコンテンツを丁寧に分かりやすく作るかにかかっています。

かのウェーバーがあれだけ調査、分析がしにくい状況でも素晴らしいインサイトを発見できたのです。

ましてGoogle Analyticsや、ミエルカなどの素晴らしいツールが提供されている今、きっと諦めずにチャレンジすればもっともっとユーザーインサイトは発見できると思います。

ごく普通にマーケティング視点を持って、本質的な対策をしていれば、Googleのアルゴリズムのアップデートに怯える必要なんてまったくないわけです。

Googleの方を向くのではなく、あくまでユーザーのことだけを考えていくのが大事ですね。

つまり、この記事で何が言いたいかというと、

Housmartインターン生のマンションチームの皆さん、6月は勝負の月です。コンテンツ作り頑張りましょう!!!!

ということですw

やったりましょう。

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