稲盛和夫という哲学者

あなたは自分が何のために生まれてきたのか。何のために生きているのか。考えたことはありますか?

私たちは、豊かで便利な人生を送ることを目指して日々生きています。

しかし、物理的には既に豊かなはずなのに多くの人は精神的に満たされず、不安になりながら生きています。

受験や就活、仕事、結婚。人はいくつかの分岐点に必ず立ちます。

そんな大きな決断を迫られた時、病んでしまう人や自らその人生に終止符を打ってしまう人もいます。

悩み

厚生労働省の平成28年度自殺対策白書によると、日本人の自殺死亡率は世界のワースト6位で、女性はワースト3位。これは先進国の中では最悪レベルと言われています。

なぜ豊かな環境であるはずの日本で、このようなことが起こるのか?どうすれば乗り越えられるのか?

その答えを、日本を代表する実業家である稲盛和夫氏が執筆した「稲盛和夫の哲学」という本から導いていきたいと思います。

稲盛和夫という哲学者

稲盛

稲盛氏は京セラとKDDIの創業者で、経営破綻したJALの業績をわずか3年でV字回復させ再上場 させた最強経営者であり、多くの名言を残している人生論者でもあります。

そんな稲盛氏が執筆した本は累計1000万部を突破し、彼の人生哲学は世の人に影響力を与え、受け入れられているということが分かります。

稲盛氏は最強経営者でもあり、現代の哲学者でもあるのです。

人は何のために生きるのか

では本題に戻りましょう。

稲盛氏は本書の前書きで、物理的に豊かな人生を送っても精神的に不安を抱えている日本人は多い。

そんな人々に必要なことは「人間は何のために生きるのか」という人間として最もベーシックな哲学、人生観を確立することだと述べています。

確かに、私を含め、周りの人たちはただ受験し、進学し、就職するという何も考えていない人が多いように思えます。敷かれたレールを送る人生というのは正にこういうことだなと。

それでも苦労せずにトントン拍子で人生を歩める人はいますが、そうでない人もいます。

挫折してしまった時に誤った道へ進まないためにも、稲盛氏は現在の学校教育に警鐘を鳴らしています。

持戒−戒律を守れ−

お釈迦様

現代の教育は「自由な個性を育てましょう」という方針だが、それでは人間の心は作れないと稲盛氏は記しています。

持戒ー戒律を守り「やってはいけないこと」はやらない。を教えなければ「これは一生懸命に守らなければいけないこと」という認識を持てないというのです。

人間としてやっていいこと」とやってはいけないことのメリハリを持つことが苦しい状況でも乗り越えられる心を作れる。これは当たり前なことであり、一番大切なことだということです。

人生の目的とは

人生

稲盛氏は本書でありがたいことに、私たちが一番知りたいであろう「人生の目的」をこう記しました。

人間性を高め、素晴らしい人格を身につけることが人生の本当の目的なのです

これは名声も財産も地位も全て手に入れた稲盛氏だからこそ言えることであり、真意をついたことかもしれません。

最後に

人生でぶつかる困難にも負けない心を作るには

  • 「人間は何のために生きるのか」を確立する
  • 「やっていいこと」と「やってはいけないこと」にメリハリを持つことで、「これは一生懸命に守らなければいけないこと」が分かる。
  • 人生の目的とは、「人間性を高め、素晴らしい人格を身につけること」

日本人は無神論者が多いため、いざ壁にぶち当たった時にアイデンティティが確立していないため自分自身の価値観を見失う傾向にあると思います。

そういう時のためにも、「何のために生きているのか」を考えてみてはどうでしょうか。

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