学校がほぼ0円で導入可能な成績アップ方法とは?

学校がほぼ0円で導入可能な成績アップ方法とは?

Housmartのインターンでは、各自のアウトプットを生産性・生産量・活動時間の3つの軸を用いて、スプレッドシートで管理・共有しているのですが、仲間の頑張りを把握し切磋琢磨することができるため、とても良いシステムだと感じています。

この成果を共有する仕組みですが、教育の場にも応用できるのではないかと感じたので、今回はそのことについて書きたいと思います。

成績が低いのは何故なのか?

成績が高い生徒と、低い生徒。何が決定的に違うのでしょうか?

生徒の成績については、様々な要因が関係していると言われています。

  • スマホの影響
  • 勉強の効率
  • 予備校通いの有無
  • 部活の頻度

などが良く挙げられます。

しかし根本的な理由は単純で、結局は「勉強時間が足りない」ことが多いです。

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(永野悠亮 作)

これは神奈川県の高校生1000名の点数と、一日の勉強時間の関係を表したものですが、相関があることがわかります。

要するにスマホをやっていても、勉強の効率が悪くても、予備校に通えなくても、部活を行なっていても、結局は自分で勉強時間を確保していると成績が上がるものなのです。

これはChild Research Netによる、偏差値と勉強時間についての調査でも明らかです。

ローコストで成績を上げるには?

google calendar

photo by lawhub

学校はお金をかけずに、どのように生徒の成績を上げることができるのでしょうか?

ここで考えるべきキーワードは「時間管理」です。

高校生に日常生活の時間管理を分単位で行えというのは現実的ではないので、彼らが勉強時間をきちんと確保できる、ということに着目したサポートを考えます。

何も新しいサービスを開発する必要はなく、「Google Calendar」を活用したいと思います。

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  1. 生徒一人一人にgoogleアカウントを学校側が作成する。
  2. 生徒は月曜日のHRで各自のスマホを使い、その週の「勉強内容」と「自宅学習する時間」をgoogle calendarに記入する。
  3. カレンダーをクラス内で共有する。(それぞれに違う色を割り当てる)

これで「何を」「いつ」やるのか明確になり、時間管理をするきっかけを学校で与えることが可能です

また共有することにより、生徒がお互いの状況を確認でき、モチベーションも上がるのではないかと考えました。

インテルセキュリティーとMMD研究所の調査によると、 高校生のスマホ所持率は93%に昇ります。Google Calendarの導入は彼らの端末を通して行うことが可能なため、ローコストでの勉強時間共有が実現できると思い、この策が良いのではないかと考えました。

全員が「成績を上げる」ことにフォーカスすべきなのか?

ただ、この施策は参加者の向いている方向が同じであることが前提条件です。同じ目標を持っていれば、切磋琢磨することが苦痛ではない場合が多いため、他人の状況が知れることはお互いの良い刺激となります。

しかし、それぞれの目標が異なる場合、一つの評価軸(今回のケースでいうと勉強時間)で彼らを測ってしまうのは危険です。学校を「勉強をして、成績を上げる環境」と捉えるのか、「社会に出る前に、社交性やマナーなどを身につける環境」と捉えるかで変わってきてしまうんですね。

僕が今一番良いと思っているのは、「生徒が本気になっている活動を、行なっている時間」を可視化して共有することです。それは、勉強かもしれないし、スポーツかもしれない。昆虫採集や動画編集だってなんでも良いんです。これを共有することで、「毎日をぼんやり生きている生徒」が減ればとりあえずは良いんじゃないかと思います。

ちょっとスケールが大きくなってしまうので、ここで終えたいと思います。

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