こんにちは!気がついたらHousmartでインターンを初めて1年が経った永野です。
1年間様々な経験をさせていただき、最近ではできる仕事の量も増え、規模も大きくなってきたわけですが、今回はチームをうまくファシリテートしたいのに失敗してしまった。。。ことについて書きたいと思います。
ミーティング中に「共有した気」になっていた!
先週の話です。あるイベント企画のリーダーに立候補した私は、企画案をなぜやるのか?そもそも何をやるのか?いつまでにやるのか?どこでやるのか?などの項目をまとめていました。
そもそもの議論が始まった流れや、イベント当日の動きまで具体的に落とし込み、その晩は安心して寝床につきました。
そして迎えたMTG当日、自分が用意した通りのプレゼンを4人のメンバーに行い、自分の中では考えが伝わったと感じていました。
しかし、ここで私は下記の2点で「共有した気」になっていたのです。
- メンバーそれぞれが行うべき、具体的な行動を共有した気になっていた。
- メンバー全員が情報を共有され、同じレベルでそれを理解している気になっていた。
それぞれがどういう意味か解説したいと思います。
1. 「具体的な行動を共有した気になっていた」
組織を動かす際に、一番上で運営を任されている者は、全体に対して働きかけなければいけません。
特に経験が浅い組織が、新たなことを始める場合、メンバー全員の具体的な行動までをリーダーがフォローする必要があります。
今回の場合、私は各メンバーに達成してほしい目標は伝えたものの、それを現実にするための具体的な手順までを一緒にフォローすることができていませんでした。
そのため、自分が求めている内容とメンバーが感じ取った内容に乖離が生じてしまったのです。
次回からMTGが終わった瞬間から行動ができるまで、内容を詰めないといけないと感じました。
2.「メンバーが共有された情報を、同じレベルで理解している気になっていた」
当たり前ですが、個人それぞれの知識量や経験値は異なります。
例えばクラスでランダムに5人選んだ場合、スポーツの経験値が高い子もいれば、数学がとてもよくできる子がいたり、英語が得意な子がいるかもしれません。彼らと一緒にあるトピックに関して話し合いをした場合、その特定のトピックに対する理解度を揃えなければ、議論を進めることはできません。
今回のMTGの際も全く同じことが言えます。今回のMTGではインターン経験が長いメンバーが3人と、経験が浅い後輩メンバーが1人いました。私は彼らの知識量や経験値が等しいと勝手に仮定し、議論をいきなりスタートさせてしまいました。
私の行動のせいで、後輩がストレスなく議論に参加できる環境を整えてあげることができませんでした。
話し合いでは、全員のトピックに対する理解度を把握し、足りない部分は個別に補ってあげることが重要となってきます。
次回からは全員がスムーズに議論ができるよう、情報共有を丁寧に行いたいと思います。
ある本がこの気づきを促してくれた
今回の学びですが、決して自分1人で気がついたことばかりではありません。
ある本を読んで、今回の反省点を整理することができました。
グループワークがうまくいかない!という方はぜひこの本を教科書代わりに使うことをオススメします。