ひたすら筋トレをするスポーツ選手は知らない「効率」の話。

突然ですが、あなたはスポーツ選手です。

先日の大会で負けてしまったあなたは、三ヶ月後にある大きなタイトルマッチに頭を切り替え、それに向けてこれから練習をしていきます。

とりあえず体を作らなきゃと思い、あなたはいつも行なっている、筋肉に一番効果的な筋トレを始めました。

しかしそれを見たコーチが、

「お前は効率が悪い」

と言ってきました。筋肉にとって短時間で、一番効くメニューを行なっているのに効率が悪いって。。。。。。そう思いますよね。

ここでコーチが使った効率という言葉は、どんな意味なのでしょうか?

このように「効率」という言葉は頻繁に使われますが、これをブレイクダウンできているかと言われると、中々難しいですよね。

以前、大学の授業で効率について話し合う機会があったのですが、そこでいらっしゃっていたYahoo! Japanのある役員の考え方がしっくりきたので、共有したいと思います。

「効率=作業スピード」という考えは一歩間違えると危険!

 

効率が良いとは、ある特定の作業のスピードが早いこと。

この考えは間違っていません。実際新聞配達やキーボードを打つ、などの単純作業において、効率とは速さに直結します。

しかし、多くの場合、これらのような変数がない作業とは異なり、仕事場や部活、学校に置いて行う行動は、「問題解決」です。

今回のスポーツ選手のケースに当てはめて考えてみると、あなたは筋トレをするために時間を使うべきではなく、試合に勝つために自分の行動を設計していかなければいけないのです。

しかし、あなたは「いつも行なっている、筋肉に一番効果的な筋トレ」をこなしてしまっているため、この行動はゴールに直結しているとは言い難いのです。

このように目標に対して必要なことを把握せず走り出してしまうことは、効率が良いということはできません

「効率=意味出しをする速さ」

では効率とは何を指すのでしょう?

効率とは下の5ステップを行う速さと考えることができます。

スクリーンショット 2017-12-20 0.04.59.png

それぞれについて、簡単に説明していきます。

「テーマ決め」

そもそも取り組もうとしている問題の妥当性を判断します。解決することにより、インパクトがあるのか?と自分に問いかけ、走り出そうとしている方向があっているのか、考えます。

「テーマのブレイクダウン」

取り組む問題に関係のある要素を洗い出し、問題解決の切り口仮定する。

「アウトプットのイメージを持つ」

仮定が正しい前提で、情報収集を行う前に、どのようなアウトプットになるのかイメージする。目指すゴールを設定していく段階。ここでのゴールが具体的であればあるほど、そこまでの行動が洗練されていく。

「行動」

これまでの3ステップで明確にした行動計画に沿って、実際に手を動かし始める。

これら4段階を踏んで、あるテーマに対する意味だしをおこなっていきます。すなわち、効率とは、意味出しに必要なフローを行う速さのことを指します。

最初の段落で出てきた、「効率=作業スピード」という考え方は「行動」の部分のみの話であることがわかっていただけたのではないでしょうか?

 今回の例を当てはめると、以下のようになります。

「テーマ決め」

これは試合に勝つこと。異論はなし。

「テーマのブレイクダウン」

相手を分析し、弱点を見つける。自分たちの強みを把握し、成長させるべき点を洗い出す。(確率は限りなく低いが、これが以前やっていたメニューと同じなら、同じことを行う)

「アウトプットのイメージを持つ」

分析結果により、自分たちが最適な方向に成長した後、どのような状況で相手を倒すのかを鮮明にイメージする。イメージトレーニング。

「行動」

実際にこれを実現するための練習を始める。

自分がこれを体得するために何をするのか?

これを踏まえた上で、今後インターンでどのように行動を変えていくのか。

「テーマ決め」と「テーマのブレイクダウン」に関しては取り組むプロジェクトの規模によって、最初から自分が関われるのかが変わってきます。よって、最初から関わることができなくても、ここで行われた思考プロセスに100%納得し、提案できることを探していく姿勢を大切にしていきます。

また、「アウトプットのイメージを持つ」ことに関しては広く参加することができるため、常に考えながら動きたいと思います。具体的には、何か新しい取り組みが始まったら、成果物が出しやいよう、テンプレを作成することが重要になってくると考えています。

この効率に関して、この2点を意識しながらインターンでの時間を過ごしていきたいと思います!

ちなみに慶應の学生は、SFCで行われている「データ・ドリブン社会の創発と戦略」という授業を受けると今回紹介したような話が聞けるのでオススメです。

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